チェンソーマン完結
今週のジャンプでチェンソーマンが完結したので藤川くんと振り返りの雑談をした。
miyaocast: #11 チェンソーマンなど漫画の話 🔗 podcasts.google.com
(ネタバレ前提で話しているので、もし読んでない人は読むまでは聞かないでほしい)
そして完結と同時に、週刊少年ジャンプの定期購読を解約した。そもそも定期購読していた理由はチェンソーマンのためだったので、終わったからには解約しなければという思いがあった。
購読開始したのは周囲の驚きの声が高まってきた単行本 9 巻の内容が連載中の頃で、
「いますぐ 8 巻まで読め。そしてジャンプのバックナンバーを 8 巻の続きまで買って読め。そしたら定期購読しろ」
というありがたいアドバイスが至るところで叫ばれていた。これによって最終回に至る日まで毎週月曜 0 時ジャストにジャンプを読み、そんなバカな、という阿鼻叫喚の感想を人々と共有する祭りに加わることができた。
チェンソーマンの何が良かったかといえば、とにかく毎週ド肝を抜かされる驚きに満ちていたことだったろう。その点がジャンプの他の漫画に比べて圧倒的に違うと思えたし、タツキ先生も毎週読者が驚嘆の声を上げることに生きがいを感じていたんじゃないかと思う。
たしか浦沢直樹だったか、全体のストーリーの完成度よりも毎週毎週のクリフハンガーな引きこそが漫画の本質だと言っていたような気もする。
それに加えて、アフタヌーン的だったり、映画的だったりして、とにかく少年ジャンプでやる内容じゃないだろというのを最後までやり通したのが良かった。