imgur画像を最適に出力するHTML
ブログの画像は imgur を使うことにしたが、そのためにいくつか工夫をした。
簡易記法
前回 も書いたように標準の markdown では ![caption](url)
という記法が面倒なため、remark-images などを参考にして plugin を作った。
url のみを書いた行があれば自動的に画像として表示を行い、さらに続けて次行にテキストが書かれていた場合は caption を表示するようにしている。
imgur のサムネイル
imgur は画像 id の後に m などを付けるとサイズ別のサムネイル画像が得られる。上記 plugin の中で画像 url が imgur のものに対しては自動で画像パスを変更し、サムネイルを表示するようにした。
webp 化
imgur は webp 画像も生成している。拡張子を webp にするだけで良い。なので元の 画像 url は img タグとして出力し、srcset として 拡張子を webp に変えたパスも出力して picture タグで囲うようにした。
native lazyload
今どきのブラウザなら loading="lazy"と書くだけで lazyload してくれる。しかし画像の高さが指定されていないとそもそも動作しないようなので、初期スタイルとして min-height で高さを指定し、画像の onload のタイミングで auto にして解除するようにしてみた。
つまり…?
https://i.imgur.com/9QevyFC.jpg
本わさび
↓
<figure>
<a href="https://i.imgur.com/9QevyFC.jpg" target="_blank" rel="noopener">
<picture>
<source
type="image/webp"
sizes="(max-width: 320px) 320px, (max-width: 640px) 640px, 640px"
srcset="
https://i.imgur.com/9QevyFCh.webp 1024w,
https://i.imgur.com/9QevyFCl.webp 640w,
https://i.imgur.com/9QevyFCm.webp 320w
"
/>
<img
src="https://i.imgur.com/9QevyFCl.jpg"
alt="本わさび"
title="本わさび"
loading="lazy"
style="min-height:480px"
onload="this.style.minHeight='auto'"
/>
</picture>
</a>
<figcaption>本わさび</figcaption>
</figure>
こんな感じの記法でここまで生成している
パフォーマンス測定
下記のページを計測(画像 7 枚)
ロードする画像の容量が大幅に削減され、初期表示を改善できた。