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「にんぎょう世界のぬいチューバー」を読んだ

ユリイカ 2021 年 1 月号が「ぬいぐるみの世界」特集で、いぬわんたん+ぴんくのぶたインタビューがあったので読んだ。

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ユリイカ 2021 年 1 月号 特集=ぬいぐるみの世界 🔗 www.amazon.co.jp

いぬわんたん、ぴんくのぶた というのは すあだ氏の動画 で活躍するぬいぐるみで、いろいろなキャラクターが登場する中でも特に氏の分身と言える存在だ。

いぬわんたんがマシーンを発明して大活躍する「わんたんマシーン」シリーズ。

職人シリーズ。この回はぶたたんが宮崎駿に扮して kawango に「てぃね!!」と言い放つ

特徴的な「ぶたたん語」の規則を解説

ユリイカは全編ぬいぐるみ特集ということで、ぬいぐるみが命をもっていることは当然のこととして、今回のインタビューもすあだ氏ではなくわんたん+ぶたたんに話を聞く形になっている。

わりと読んでいて衝撃だったのは、子供の頃からの遊びが数十年経ってもずっと続いていたり、常に視界の片隅にわんたんとぶたたんが存在していて三人で会議しているといった本気度だった。

正直ただのネタ(というより徹底した狂気)という感覚で見ていたので、背景を聞くと改めてぬいぐるみって生き物であり人格なんだなと感じさせられる。実際動画を見ていても、わんたんやぶたたんというキャラクターが喋っているものとして認識しているし、それぞれに個性を感じている。

わんたんマシーンを作ったのも、わんたんが人の手を使わずに自分で動けばいいのに、という理由なのはなるほどと思った。

こうした人に見せちゃいけないような遊びが意外にウケたことで、「これ、やっとっていいんだ! わんぶた、おっていいんだ」と話しているのは胸が熱い。