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マキネッタを買った

マキネッタというコーヒー抽出器具を購入した。

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在宅仕事も 1 年経って、もっと有意義な時間の使い方ができないものかなと考えたところ、コーヒー豆を挽くのが良い暮らしなんじゃないかと思った。

じゃあ豆を買うか、と思ったものの、近所にはあまりそういう店が無さそうだった。

一方でマキネッタもいいよという話を聞いて、ちょうどそういう記事も紹介されていたのを読んだ。

本体 3000 円台と価格も手頃だし、ガジェット的にも面白そうだから買ってみた。

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買ったのは記事で紹介されていたビアレッティのエスプレッソメーカー。

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サイズのほうがバリエーション豊富で、 1 カップから 18 カップまであるのでどれを買うべきか迷った。まあ一人用なら 1 カップでいいのかと思ったらエスプレッソのデミタスカップのサイズなので思ったより小さい。2 カップ用と 3 カップ用で迷ったところ、なんか 3 カップのほうが逆に安かったのでそちらにした。

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ついでにマキネッタ用のエスプレッソ粉も買った。

コーヒー豆を挽きたい、というのが当初の目的だったのだが、結局挽いてあるやつを買ってしまった。

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マキネッタは分解すると 3 つのパーツに分かれている。下段に水を注ぎ、中段にエスプレッソ粉を入れ、上段のパーツを組み合わせてしっかり締める。

火にかけて下段が沸騰すると中段を通って上段にエスプレッソが抽出されてくるという構造。

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出し終わったところ。

なお、上の蓋は閉めておかないと最後の方はボコボコと派手に液体が飛び散る。

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同時にレンジで温めておいた牛乳をブレンダーで泡立てる。

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そこに注ぎ込んで、カフェラテにして飲んでいる。

正しくはエスプレッソのほうにミルクを注ぐべきなのかもだが、こっちのほうが容器的に楽なのでこうしてる。

3 カップ用だと底面の直径は 9cm ほど
3 カップ用だと底面の直径は 9cm ほど

ちなみにレビュー等にかかれている通り、マキネッタの径が小さめなのでコンロのサイズには注意が必要。

うちの場合は三口コンロの手前のほうは五徳の中心が 10cm ほど空いているので載せられなかったが、奥側のコンロは一回り小さくて 6.5cm ほどだったのでそのまま載せられた。

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もしサイズが合わない場合はこうしたプレートや金網で補助することになる。

感想

昔コーヒー好きな先輩のおかげで丁寧に淹れた上品なコーヒーをよく飲ませてもらっていたので、ちゃんと挽いてドリップしたコーヒーじゃないとコーヒーとは呼べないよなーという考えをずっと抱いていた。

しかし、在宅でコーヒー飲もうとしてとりあえずインスタントコーヒー買って飲んでみたら、全然いけるじゃんと思ってしまった。あれほど香りとか雑味とかを気にしてたのに、腹に黒い液体が溜まるだけで 9 割方満足してしまう。それで最近はインスタントコーヒーばかり飲んでいた。

なので、マキネッタには味ではなく儀式としての行為を求めているところがある。コーヒーというのは行為に念を込めるから満足感があるわけだ(ろくでもない感想)。

あと、ドリップ式だとコーヒーフィルタが消耗品なのがめんどくささある。マキネッタは洗えばいいだけなのが気軽に感じている。

これは邪道だと思うが、一度抽出した後の出がらしでもう一杯作ると薄いコーヒーができる。わりとこれも好きだ。舌がバカなのかもしれない。